Tuesday, January 22, 2013

高山なおみさんの本




NYに住む親しい友人が日本に帰る事になった。

彼女には本当にいつもお世話になっていて、彼女の感性や人柄にはとても影響を受けてきたので、もう側にいなくなってしまうのだと思うと本当に寂しく思う。でも彼女の事だから、日本で新たな素晴らしい道を切り開いていくんだろうな。なので寂しい気持ちを抑えて応援したい。

さて、そんなわけで日本へはそんなに本を持って帰れない、という事で何冊か本を頂いた。

 料理家の高山なおみさんの本(エッセイ集)もその中の一つで今読んでいる。『高山ふとんシネマ』と『日々ごはん』。疲れていても読める本 というか疲れたときにソファに寝転がってぼーっと読みたい本です。

『高山ふとんシネマ』の方は高山さんが見た映画や音楽などのお話が、それぞれのシーンに登場する食事や、高山さんがそれを見ながら食べた食事なんかと共に綴られ、『日々ご飯』には日常の出来事などがその日の献立とともに綴られている。

 どちらも生活やシーンに食事の様子が綴られているところが滲み出た生活感を感じ取られてなんだか読んでいて落ち着くのです。
 高山さんは日々の出来事や見たもの、聞いたものを味わって、かみ締めて、丁寧に人生を生きている方なんだなと思う。私も丁寧に生きたいなと思う。

 紙の消費という点では考えてしまうけど、やっぱり私は紙の本をぺらぺらとめくって読むほうが断然好きだ。電子ブックを買おうかなと思ったりもしたし、この先いつか買うかもしれないけど。写真集なんかもインターネットで同じ画像が見れるとしても書いたくなってしまう。またお気に入りを本棚に並べて、今日はどれを読もう、と迷うのも楽しい。




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